
普段使っているMacが起動しなくなったり、故障してしまってデーターの復旧に悩まされたことはありませんか?
やろうとは思っていてもついついおろそかにしがちなバックアップ。実はMacではとても簡単にバックアップを取ることができるんです♪
今回は、Time MachineでMacをバックアップする方法について紹介したいと思います。
準備するもの
バックアップの保存先として、外付けのハードディスクを用意しましょう。
ハードディスクの容量としては、自分のパソコンのハードディスクのサイズの2倍程度を見ておけばいいでしょう。
例えば、500GBの容量なら、1TBの外付けハードディスクを買うようなイメージです。
最近では、SSDの外付けドライブもあるみたいです。読み込み、書き込みともに早いので、バックアップや復元にかかる時間を大幅に短縮することができます。
また、SSDは衝撃に強いのでハードディスクのように落としてデーターが消えてしまう、ということも減らせるかもしれません。
バックアップの取得
バックアップに使用するソフトは、Mac純正の「Time Machine」というソフトです。
このソフトは、外付けハードディスクが接続されていれば、自動でバックアップを取得してくれるので、バックアップを意識しないで取得することができます。
もし、Macに不具合が出てしまっても、バックアップを取得した時点まで戻ることができるんです。
外付けハードディスクを接続し、「Time Machine」を起動しましょう。
そしたら、ディスクの選択で、先ほど接続した外付けハードディスクを選択します。

次にメニューバーにある、「Time Machine」のアイコンをクリックして、「今すぐバックアップを作成」をクリックします。

すると、バックアップが始まるのであとは待ちましょう。
バックアップからの復元方法
「Time Machine」で取得したバックアップを復元する方法は、メニューバーから「Time Machine」のアイコンをクリックして、「Time Machineに入る」を選択します。

すると、復元できるポイントが表示されるので、自分の戻りたいポイントを選択して戻りましょう。
※パソコンが起動しない場合の復元方法
復元からコンピュータを起動するには、Mac の再起動中に「command」キーを押しながら「R」キーを押して、キーを両方とも押したまま待ちます。Apple ロゴが表示されるまでこれらのキーを押し続けます。これは、Mac が起動中であることを示します。復元システムからの起動が完了すると、OS X のメニューバーを備えたデスクトップと共に、「Mac OS X ユーティリティ」ウインドウが表示されます。
OS X:OS X での復元について – Apple サポート
- 起動する際には、「command」キーを押しながら「R」キーを押して、キーを両方とも押したまま待ちます。
- しばらく待つと、言語を選択する画面になります。「主に日本語を使用する」を選択しましょう。
- 次の画面で、OS X ユーティリティ画面となります。外付けハードディスクに「TimeMachine」のバックアップデータがあるので、「Time Machine バックアップから復元」を選択します。
- システムの復元画面になりますので、「続ける」をクリックします。
- 外付けハードディスクを選択し、バックアップ済みデータの選択を行います。
- バックアップデータを選択し、「続ける」をクリックします。
- インストール先を選択します。Mac本体「Macintosh HD」を選択しましょう。
- 今までにあったMacintosh HDの内容は全て消去されるポップアップ画面が出現しますが、「続ける」を選択しましょう。
以上で、作業は終了です。