
Twitter、Facebook、YouTubeなどのウェブサービスを利用する私たちは、これらのサービスを利用しないという選択肢を取ることが難しくなってきました。
Webサービスは行政とも連携し、災害時などに有益な情報を提供する手段として使うようになってきたからです。
それに伴い、私たちにつきまとうのは、それらのサービスを利用する際のパスワードの管理です。
パスワードの安全性を高めるためには、パスワードをできるだけ長く複雑にして、大文字小文字の英数字、数字、特殊文字、を組み合わせることです。
例えば、「oTi4e1bK45!89」は、大文字小文字の英数字、数字、特殊文字、を組み合わせているため、クラッカーなどの攻撃者は「パスワード」を解析するのに、よりも多くの試行が必要です。
問題なのは、この種のパスワードは安全が高い反面、覚えることが非常に難しいということです。
その結果、ユーザーは複数のアカウントで同じパスワードを繰り返す傾向があります。
パスワードの安全性を高めるための、もう一つの方法は、パスワードを定期的に変更することです。
パスワードの作り方
パスワードの元となるキーワードを用意します。
例えば、「花」、「テレビ」、「パソコン」などです。
これらを組み合わせて、パスワードを作ります。
まずは、キーワードをローマ字にしてみましょう。
hanaterebipasokon
次に、aを@に、iを1に変えてみましょう
h@n@tereb1pasokon
こうした組み合わせを、サービスごとに変えて行けばいいんです。
サービス1は、h@n@tereb1pasokon
サービス2は、tereb1pasokonh@n@
サービス3は、pasokonh@n@tereb1
こうすれば、自然と覚えられてかつ難しいパスワードができます。
ちなみに、よく変換で利用される文字列を列挙しておきます。
- i → 1
- a → @
- s → 5
- q → 9
パスワードを忘れないようにする方法
パスワードを忘れないための方法は、2つあります。
一つ目、自分で決めたキーワードを入れ替えて使う方法。
こうした組み合わせを、サービスごとに変えて行けばいいんです。
- サービス1は、h@n@tereb1pasokon
- サービス2は、tereb1pasokonh@n@
- サービス3は、pasokonh@n@tereb1
アカウントごとに異なるパスワードを使用することをお勧めします。
これらの組み合わせのいくつかを覚えておく必要がありますが、サービスに基づいて簡単に思い出すことができます。
パスワードやユーザー名の組み合わせがクラッキングで漏洩した場合に備えて、これまでと同様に、定期的にパスワードを変更することもお勧めします。
これらの新しいパスワード作成方法は、古いものと同じように壊れにくいだけでなく、覚えやすく、推測するのが困難です。
二つ目、1PasswordやLastPassのようなサービスを利用する。
1PasswordやLastPassのようなサービスがすべての主要なプラットフォームやデバイスで機能し、1つのマスターパスワードの背後にあるように多くのパスワードを保護する、パスワードマネージャを利用することです。
これらのアプリはあなたのすべてのパスワードを覚えているだけでなく、変更の時に新しいパスワードを生成することもできます。
アカウントをさらに安全に保つために
2段階認証を有効にする
アカウントを安全に保つために、他にも方法があります。
Facebook、Twitter、Google、Apple、Microsoftのアカウントをはじめとするあらゆる場所にある2段階認証を有効にすることです。。
これは、新しいコンピュータがサービスを利用する際、ユーザー名とパスワードだけでなく、登録済みの携帯電話にコードを送信して、それを、新しいコンピュータ側で入力します。
アカウントを利用するサードパーティのアプリの数を減らす。
最近は、グーグルアカウントでサービスを利用できたりしますよね。
そういったサーパーティ製のアプリを最小限にすることで、情報の漏洩を防ぐことができます。
まとめ
2017年の最新のパスワード作成方法と管理方法を、友人や家族に伝えるようにしてください。
一人一人が意識するだけでアカウントのセキュリティは保たれます。