
iPhone Xに搭載される、Face IDは本当に便利なのでしょうか。
Appleはいつも新しい技術と、その便利さから多くのユーザーを獲得してきました。
今回発売が予定されている、iPhone Xに搭載されるFace IDも機能性と利便性、そして安全性を兼ね備えたTouch IDに変わる新たなセキュリティの形として登場して欲しいと願っています。
Apple製品大好きな私も、iPhone Xに興味があるわけですが、今回は、iPhone XのFace IDは本当に便利なのか考えてみました。
Face IDの3つの疑問
Face IDと呼ばれるiPhone Xのロックを解除するためのアップルの新しい方法はセキュリティの新たな形として興味をそそります。
しかし、Face IDは本当に安全でしょうか?また、本当に必要でしょうか?
現状のiPhoneに搭載されている指紋認証(Touch ID)でロックを解除するよりも手軽に便利でいいものなのでしょうか?
疑問を整理して見ました。
1.Face IDは顔を認証させる際、iPhoneを顔の前まで腕を上げなければならないかもしれない。
指紋認証の場合、どのような態勢であってもホームボタンに親指を置くだけでロックを解除することができます。
例えば、あたなのiPhoneをテーブルや机の上に置いて、親指を押し当てるだけで迅速にロックを解除することができますよね。
私なんかは、ポケットに入った状態から、ホームボタンを押し込んで置いて、ホーム画面を表示させておいたりしています。
iPhone Xの製品説明の際、Appleは目、鼻、口にビームを当てるようにiPhoneまたは自分の顔の角度を変えるても認証できることを説明していました。
問題は、この認証の精度です。
AppleがFace IDを説明するために使用したビデオは、簡単に顔を認証してロックを解除していました。
もしビデオの通りならFace IDは、Touch IDの代替手段にするための道のりは長くはないと感じています。
そのうち、他のiPhoneもFace IDを搭載するようになるかもしれません。
2.Face IDによる認証は、Touch IDよりも早く正確なのか。
Face IDでのロック解除の手順は次のようになると思われます。
- iPhoneの電源ボタンを押すか、画面をタップしてロック解除画面に行きます。
- iPhoneを自分の顔をスキャンできるように向けます。
- ロックを解除した後にスワイプしてホーム画面に移動します。
ちなみに、指紋認証だと
- ホームボタンをタップする。
- ホーム画面に移動する。
の2ステップです。
Face IDの顔認証の精度にもよると思いますが、認証までに時間がかかれば、3ステップ以上の時間を体感することになると思います。
そう考えれば、今の指紋認証がどれだけ便利かわかります。
3. Apple Payはどうするのか。
モバイル決済を使用するときに、Face IDだと戸惑うかもしれません。
取り出して、自分の顔に向かってiPhoneを向けて、ロックを解除して初めて使えるようになると予想されるからです。
もしかしたら、店員が撮影されるのではないかと勘違いするかもしれません。
Apple IDがiPhone 7やiPhone 8と同じように素早く簡単に使用できるなら、Face IDはTouch IDよりも便利に感じるかもしれません。
もし、Face IDの認証に時間がかかるなら、財布からクレジットカードを取り出して使用する方が速くなる可能性があります。
まとめ
色々と書きましたが、私はiPhone Xに期待しています。
これまでAppleが行ってきた革新は数しれません。
携帯電話(いわゆるガラケー)から、スマートフォンへ移行させたのも、Appleの功績です。
今回のiPhone Xも未来の一つの形だと感じています。
Face IDによる顔認証がどんどん進化していけば、ウェアラブルデバイスや他のガジェットにも搭載され、より便利になると考えられます。