
(Essential公式サイト)
Google Pixel 2とGoogle Pixel 2 XLスマートフォンの出荷を開始したAndy RubinのEssential Productsは、Essential Phoneの価格を699ドル(約7万円)から499ドル(約5万円)に引き下げた。
Essential Productsは、価格面で他社との競争を試みようとしている。
Essential社の社長兼COOであるNiccolo de Masi氏は、「製品をもっと簡単に体験できるようにしたい」として発表した。
ユーザーはEssential.comから改訂価格で携帯電話を購入することができる。
価格の改定を行う思惑は、11月3日に発売されるAppleのiPhone Xと今月発売されるGoogleのPixel 2 XLの購入を検討している見込み客を誘い込みたい考えだ。
Essential Phoneの499ドルの価格ステッカーと比較して、Google Pixel 2 XLは849ドルで始まり、ベースのiPhone Xの価格は999ドルとなっている。
マーケティングリサーチ会社のいくつかの数字によると、Essential Phoneは人気商品ではないとしています。
米国内の携帯電話やその他のデバイスの出荷を追跡するBaystreet Researchは先月、Essential Productsが米国での販売台数は、わずか5,000台と推定した。
Essential Productsがどのように出荷されたかを正確には明らかにしていないがあまりにも販売台数が少ない。
Essential社によると、価格の引き下げは「期間限定」であるとしている。
期間限定の値下げは、11月15日に終了する予定だ。
「Essential社は、職人技と最新の技術が一部の高級スマートフォンだけのものではないということを知ってほしい。我が社は、顧客の注意を引くために大規模なテレビキャンペーンを作成できたかもしれないが、今回の価格改定が私たちの製品を知る良い機会になる」とEssentialのMasi氏は発言した。
Essential Productsは米国のテクノロジー・製造企業。2015年にアンディ・ルービンによってパロアルトに設立された。