
VRはすでにITの市場を占有し始めて来ている。
FacebookやMicrosoftが新しいヘッドセットを発売し、次世代のフォーマットの主流になることが期待されている。
スタジオと映画制作などの映画業界関係者によると、資本体制を強化する動きを見せているととした。
また、FacebookとAppleはこの業界に何十億ドルもの資金を投入している。
だが、現状のVRの映画は、巨額の宣伝費にもかかわらず流行しない。コンテンツはまだまだ開発途上だからだ。
例えるなら、3D映画の時のように話題性はあっても2Dで見たい、という人が多かったように。
だが、Microsoftはプラットフォームを整え、視聴者が映画の中に入り込めるという、既存の映画の常識を変えることができれば、成功する可能性がある。
関係者はVRについて、以下のように語った。
30以上ドキュメンタリー、アニメーションを含むイベントのVRセクションを組織したBIFFプログラマーのPark Jin氏は、VRを「映画の未来」と表現した。
韓国のメディア業界大手CJが運営するVRラボのプロデューサー、チェ・ミンヒョク氏は、「感情や視聴者を巻き込む方法を見つける必要がある」と語った。
業界関係者は次のように語る。VRはビデオゲームが出て来たとき、私たちは影響を過小評価していた。その時と同じような現象が起ころうとしているのではないか。
今年のカンヌ祭では、オスカー賞を受賞したAlejandro Gが彼のVR制作の「肉と砂」を展示し、ワーナー・ブラザーズはスティーブン・キングの「It」を推進するための形式でトレーラーを作った。
今後家で、映画の世界に入り込めるような作品が登場するのが楽しみですね。