iPhone13シリーズは買い?
iOS15をインストールできない場合
iPhone13はiOS15を搭載します。iOS15非対応の機種を使っている場合は買い換えるのもありかもしれません。
iOSのサポート期限は、8年となっています。iOSのサポートが切れると、セキュリティ的に脆弱になるため、サポートされる期間がiPhoneが使える期間と思えばいいと思います。
ちなみに、iOS15対応機種は以下の通りです。
例えば、iPhone6を使っている場合は、iOS15をインストールすることができないため、買い換えをお勧めします。
iPhone 13 Pro Max
iPhone 13 Pro
iPhone 13 mini
iPhone 13
iPhone 12 Pro Max
iPhone 12 Pro
iPhone 12 mini
iPhone 12
iPhone 11
iPhone 11 Pro
iPhone 11 Pro Max
iPhone XS
iPhone XS Max
iPhone XR
iPhone X
iPhone 8
iPhone 8 Plus
iPhone 7
iPhone 7 Plus
iPhone SE (第2世代)
iPhone 6s
iPhone 6s Plus
iPhone SE (第1世代)
iPod touch (第7世代)
バッテリーの持ちが悪い
逆に、サポート期限が切れない人は買い換えなくてもいいのかという話になりますが、次に検討したいのがバッテリーの問題です。
バッテリーの持ちが悪くなっていて、不便に感じている方は買い換えを検討してもいいでしょう。
バッテリーの最大容量は、「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」から確認ができます。
最大容量が80-90%の人は買い換えを検討するのがお勧めです。
ゲームの動作が遅い
3〜4年前の機種だとゲームの動作が一部遅いものがあります。
iPhoneの使用目的にゲームが入っている場合で、3〜4年前の機種を使っている場合は、買い換えを検討してもいいでしょう。
iPhone13シリーズはiPhone12シリーズと何が違うの?
具体的な性能については、公式サイトで詳細な比較を確認できます。
iPhone13とiPhone12は、ほとんど違いはありません。
iPhone13ProとiPhone12Proは、カメラの性能が若干向上したくらいで、ほとんど違いがありません。
よって、価格が安いほうがいいという場合は、iPhone12シリーズでも問題ないでしょう。
それでもiPhoneを買う理由は?
2009年から2015年くらいまで革新的なデバイスを提供してきたAppleですが、最近では保守的な感じがあり、ガジェット好きからすればつまらないというのが正直なところです。
それでもなぜApple製品を使うのかと言うと、「Appleが他の製品よりもましだから」に他なりません。
正直、iPhoneとAndroidどちらでもいいのではないかと考えましたが、そうもいかない事情があります。
パソコン、スマホ、イヤホン、時計、決済などの生活基盤が全てAppleで揃ってしまっており、それぞれの連携がシームレスで快適です。
このエコシステムを代替するには、現状のエコシステム以上の利便性、快適性、生産性を提供する企業またはサービスが必須になります。
しかし、iPhoneが革新的なデバイスを提供しなくなってから数年が経過した現在においても、これらを上回る製品は存在しません。
例として、Appleとのライバルを比較して現状を見てみると、Appleがましな理由がわかります。
MicrosoftはWindowsはWindows7時代の環境と、Windows10以降の環境が入り混じっており、安定性に欠けます。
Androidについては、サポート期間が2年と耐用年数が短く、多種多様な性能の機種に対して、OSは画一化されたものをGoogleが提供しています。
イヤホンについては、スマホと連携が求められる時代に、低価格帯の中華製イヤホンが乱立しています。これらの製品は、安かろう悪かろうでとても選べたものではありません。残るのは、ソニーやGoogleなどの大手メーカーのイヤホンになりますが、使い勝手が悪い、というのが正直なところです。
時計についても、Googleをはじめとするスマートウォッチは、AppleWatch以外のスマートウォッチを初めて買う人からすれば、何が何やらわからないでしょう。また、適当に5,000-10,000円のスマートウォッチを買ったところで、すぐに使い物にならず捨ててしまうのが落ちです。
こうした背景が、「Appleが他の製品よりもましだから」仕方なく使う所以です。
こうした背景がある限り、Appleよりも技術的に優れたものを提供したところで、全体として使えなければ消費者は購入することはありません。
Appleがあまりにも日常に浸透しており、それ以外に選択肢がないから、つまらないと感じてしまうのかもしれません。
それは、例によって、税金と同じものの類になってしまった、と言えるかもしれません。
人の行動履歴、購買行動、インターネットの閲覧履歴、趣味嗜好、どこで誰と一緒にいたか、会話などの音声情報、これらのプライバシーを管理され、企業間で売買されています。
こうした利益でさらにAppleの利権を固めて、中国企業に売り、それを日本企業が購入する、こうした元情報を入手できない構図が続く限り、Appleを超える革新は程遠いのが現状です。